報告では、水を電気分解する事により負極側で生成される水素を含むアルカリ性の水のことを電解アルカリ水と呼んでいます。実験では水素を含む電解アルカリ水にさらに水素を溶解させた水素高溶存電解アルカリ水も使用することで比較をしています。
報告は、2009年7月開催の第17回日本運動生理学会にてパナソニック電工株式会社と山梨大学教育人間科学部との共同研究によるもので、電解アルカリ水をあらかじめ飲用することで、運動に伴い体内で生成される活性酸素による生体内酸化ストレスの軽減の可能性を検証したものです。
報告によると、電解アルカリ水、又は水素高溶存電解アルカリ水を2週間長期飲用することにより、運動によるHEL基準の生体内酸化ストレス値は、浄水を飲用した場合に比べて低下傾向が見られ、同様に8-OHdG基準の運動による生体内酸化ストレス値は、浄水を飲用した場合に比べて低下傾向が見られ、特に水素高溶存電解アルカリ水を飲用した場合は、有意な低下が認められたとしています。
電解アルカリ水や水素高溶存電解アルカリ水を長期飲用することにより、活性酸素による酸化ストレスに対し、身体に防御耐性が備わっている可能性を確認したとしていて、電解アルカリ水や水素高溶存電解アルカリ水に含まれる水素には抗酸化作用が見られ、毎日飲用することにより、過剰に生成された活性酸素から日常的に身体を防御できる可能性が確認されたと報告されています。
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